北海道夕張市清水沢三丁目
石勝線 清水沢駅
清水沢駅 - Wikipedia夕張支線三
駅目は、清水沢
駅です。
終着の夕張
駅に次いで古く、1897年開業、122年の歴史を全うした明治生まれの駅です。
夕張支線の中では最も最近まで駅員が存在しており、2015年に無人化されました。
2004年は運転取り扱い上重要な駅で、腕木式信号機が稼働していたというから驚きです。
その為、まだ駅員がいるんじゃないかと思うくらい、その面影が残っていた駅です。
2017年11月の訪問です。続きを読む から本記事です。

隣の南清水沢
駅から徒歩で訪問したため、道中見えた運転士用の
駅名標を撮影。

広い構内を横断する跨線橋から撮影。
駅舎からT字形にホームと連絡通路が伸びています。
その空白地帯が昔の設備の大きさを物語っています。
駅舎は横に長く、なんと二階もありそうです。

ホーム全景です。
線路の形状を見るに、向かってホーム左側にも線路があったようです。

夕張方面です。
右へ左へ、小さなカーブが連続するのが夕張支線の特徴といえます。
駅舎正面です。
あちこちベニヤ板で塞がれた窓が、現役時代からすでに
廃駅の雰囲気を醸し出していました。

駅名板は暫くは変えていない古いもののようです。
この書体がいい味を出しています。

駅前はシャッター街となっていました。
清水沢地区の中心地は、一駅先の南清水沢ですが、それにしても衰退がうかがえます。

その中で絶賛営業中なのが文具店の文化堂。

駅舎内は不気味なほど広く、ベンチはわざわざ密集し向かい合わせに置かれていました。
しっかりとしたトイレも完備で、無人駅にしては珍しく駅舎内に自動販売機までありました。

駅窓口は例の如くベニヤ板で厚く覆われていました。

清水沢の在りし日の姿が展示されていました。
同じ駅とは思えないほど、列車、設備、人であふれていました。

駅舎を出ると、何もなくなった構内を突っ切る通路があります。

ホーム側から見た駅舎です。

こちらにも駅名板が。

ホームです。
幅は設備が縮小された後も広く、雨よけも設置されています。

新夕張方面です。

奥に見えるのが記事の最初に渡った跨線橋です。

雨よけはベンチ等もないため、本当に待合室ではなく"雨よけ"です。
駐輪場のような雰囲気です。

シューパロ湖へ向かう国道452線は、ここ清水沢が分岐の最寄りです。

縦型駅名標で一枚。
後ろに映るのは大きな駅舎と廃商店。

列車には本数に限りがあるので、ちょうどいい時間にあった夕鉄バスで駅を去りました。
↓是非拍手をお願いします!↓
- 関連記事
-