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【画像35枚】(廃)浅岸駅 | 鉄道駅訪問録 №33

岩手県盛岡市新庄字中津川
山田線浅岸駅
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浅岸駅 - Wikipedia


コチラの記事を先にご覧ください⇒岩泉旅行記 その①

この駅は東北屈指の秘境駅です。この駅のある山田線も秘境路線です。
岩泉線へ向かう通り道にあるため、隣の大志田駅と悩みましたがこちらを訪れることにしました。
天候は晴れです、画像は続きからどうぞ。
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まずは例のごとく列車を見送り。車掌さんに「降りられますか?気を付けてくださいね。」と一言言われ、さすが東北屈指の秘境駅だと感じました。

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茂市・宮古方面です。

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盛岡方面です。

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駅について数分で空が夕焼けに染まってきました。

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ホーム全景です。雪に埋もれてしまっていますが、ホームの大部分は板切れでできているようです。

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駅に降りる際、足跡一つなく真っ白な状態でした。旅行記の方でも記しましたが、この駅は冬季は休業する駅です。それが訪れた日の前日が解禁日であったのですが、豪雪で列車が運休し実質この日が解禁日となったようです。全く気にしていなかった為、偶然解禁後最初の足跡をつけることができ、嬉しく思いました。

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上り列車がやってきました。ダイヤギリギリで組んでいるため、盛岡には戻らず再びお見送り。旅行記の方に記していますが、同じ電車でこの駅に降りた同志の方はこの上り列車に乗り込み帰って行きました。この後二時間程度、暗闇との勝負です。

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他に誰もいなくなったところで、駅とその周辺の探索を開始。周りに人家が一軒もないこの山深い駅ですが、トイレはあります。無論、ボットンです。しかしながらトイレがそこそこ綺麗で使えるというのはありがたいものです。だいぶ前に紹介した宗太郎駅のトイレはひどかった・・・

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待合室には白い木製のベンチがあります。少し小さな虫の死骸が転がっていますが、座れるほどには綺麗でした。

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ほとんど列車の通らない駅なので、線路からローアングルでまっすぐ伸びる軌道を撮影。

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ホームへは短い階段で上がります。

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待合室裏側は特に何もありません。

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雪が積もっているので正面からではわかりにくいのですが、横から見ると完全に木製であることがよくわかります。木製ホームは北国ならではなので比較的南国住みの私にとってはレアです。

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ホームを出るとすぐ、除雪道具であろうものがありました。確かに、雪に足がとられて歩きにくく、靴に水がしみこみ悴んできます。除雪は大事です。

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駅裏側には川があり、それを渡らなければ舗装された道路には出ることができません。しかし橋があるのはこの未舗装路を5~10分程歩かなければたどり着けません。乾いた状態ならいいのでしょうが、雪が積もりぬかるんだ道は徒歩ではなかなか大変。

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この辺りで農業をしている人だとは思いますが、軽トラの跡があるのとこのように道の横に軽く除雪し積まれた雪の壁がありました。この除雪がなければ恐らく一歩一歩膝下まで雪に埋もれながら歩くことになったのでは…

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橋の近くまで来たところで歩いてきた道を振り返ると、またここを歩かないといけないのか…と思うほど長く感じました。

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橋の鉄柵部分にはつららが。雪も稀にしか降らない九州民にとっては何でも珍しい光景です。

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橋から中津川を撮影。右に見えるのが今通ってきた駅への未舗装路です。

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ようやく舗装された道に出ることができました。しかし雪が積もってそれが車などで押し固められ、足元に気を付けなければ転倒の危険もあります。

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大志田方面です。実際に乗るとわかるのですが、この細い道と中津川と山田線はこの浅岸~大志田辺りはずっと平行しており、この道をこの雪の状態で車で来るのはきついだろうなぁ・・・と思いつつ、最初に旅程を立てる時に徒歩での訪問も計画していたのですが、実に国道から五時間程度。本当に断念して良かったと思いました。

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これが駅へと通じる唯一の橋です。もう少し駅に近い所に作ってくれてもよかったのに!

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この辺りはウォーキングルートとして登録されているようです。ウォーキングやトレッキング好きな私としては、いつか歩いてみたいものです。

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駅周辺にある唯一の施設がこれです。なかなか大きい平屋なので、この地域の集会所か何かかと思いきや、廃校でした。昔は栄えていたというはっきりとした遺構を見てしんみりすると同時に、やはり学校跡というのは何かと恐怖を感じそそくさと退散。

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道路側から川の向こうに待合室の光が見えます。
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すっかり夜も更け、あたりはひたすら闇に包まれてきました。しかし駅への未舗装路は親切に街灯があり助かりました。

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すっかり暗くなり駅の光だけがこの山奥を照らします。電車は全く通っていません。

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だいたい駅も満喫し、冷え込んでもきたので待合室にて駅ノートを記入。秘境駅の楽しみの一つでもあります。

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書き終えて外に出ると正に漆黒の闇!!川や道路の方も全く見えなくなりました。

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しかし周りに光が少ない分、空を見上げると星がとても綺麗でした。しばらく見とれていましたが、やはり寒いので待合室へ。ちなみにiPhoneでは星空は撮れません。まぁ、現地でないと見れない景色もあっていいですよね。

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これは巷で有名な時刻表。本数が少ないことを強調するようにでかでかとした文字で書かれています。

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これも巷で有名な掲示。幸いクマさんには遭遇しませんでしたが、他の方の訪問記事を見ていると遭遇した方もいるそうなので、気は抜けません。なにしろ、ここは人家さえない山の中ですから。

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ストーブの排煙管の跡のようなものがありました。確かに特に気温の下がる山の中なので、ストーブがあればかなり居心地がいいとは思います。それがあったとしたら無論昔の話です。

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長い長い静寂と暗闇の中、やっとのことで下り列車がやってきました。こんな時間にこんな駅から乗り込むと、乗客の視線を感じます(笑)宗太郎駅の時もそんな感じだった気がします。



今まで訪れた駅の中でもトップクラスの秘境駅でした。
雪景色の浅岸駅もいいものですが、一面緑に囲まれた夏の浅岸駅もいつか見てみたいものです。
ちなみに、春に訪れる時は靴の防水対策はしっかりしていった方がいいと思います。
この後宿まで足の感覚が無くなりつつありましたから・・・(笑)


《2016/04/01追記》
浅岸駅は利用者皆無の為、2016/03/26のダイヤ改正を以って隣駅の大志田駅と共に廃止されました。
再訪も叶わず、大志田駅も訪れることができませんでした。
また東北の貴重な秘境駅が失われてしまいました。大変残念です。
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[ 2014/05/23 01:52 ] 山田線 | TB(0) | CM(0)
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