北海道夕張市南清水沢一丁目
石勝線 南清水沢駅
南清水沢駅 - Wikipedia廃止された
石勝線夕張支線の二
駅目、南清水沢
駅です。
前回紹介した沼ノ沢
駅と比べれば遥かに新しい駅で、1962年に国鉄の旅客駅として開業し、その歴史は50年超でした。
開業して僅か5年程で業務委託化され、1984年から廃止までの35年間は簡易委託駅でした。
夕張支線で唯一最後まで駅舎内で切符を売っていた駅でもありました。(夕張駅は駅舎外)
晩年は夕張市内の中心地ともいえる場所で、地元利用客も最も多かったと思われます。
2017年11月の訪問です。続きを読む から本記事です。

千歳行列車から
駅へ降り立ちました。
駅舎と車両を撮影。
動画で列車を見送りました。

やや霧がかった
鉄道林の横を走り去って行きます。

千歳方面です。至近距離に踏切があります。

夕張方面です。

改めてホーム全景を撮影。
駅舎側はホームの先があまりありません。
一面一線の停留所ですが、しっかりとしたホームと
駅舎があります。
駅舎が千歳方面についている形で、夕張方面にはある程度ホームの長さがあります。
駅名表と駅舎で一枚。

縦型駅名標は文字数多めです。

縦型駅名標越しに一枚。

「新夕張方面」。まだ川端と滝ノ上では見られる表示ですかね。

駅舎へと入っていきます。

駅舎内部です。
小さなテーブルを囲うようにしてプラベンチが12脚。
簡易委託の窓口があります。

簡易委託の窓口は営業時間は極めて短いものも、土日は観光客向けに午後も営業していました。
沢山張られた張り紙には、簡易委託の方の駅への愛情が感じられます。
自らを南清水沢"駅長"と名乗っているところが、まさにそのあらわれではないでしょうか。
私ももちろん切符を買いましたが、チョコレートなどのお菓子を下さったり、他にはない暖かい駅長さんでした。
鉄道ファンが置いていった使用済み切符が置いてあったり、列車までの時間に読める本が置いてあったり。

時刻表です。
日常利用は割としやすいダイヤです。

運賃表です。

駅舎外観です。立派なつくりです。

駅名板は味のある書体のものがそのまま使われていました。

駅前すぐに新し目のエーコープがあります。
住民の姿も多く見られました。

紅葉山方面には、セイコーマートもあります。

踏切からホームを撮影。

ちょっと中心がズレましたが線路に向かっても撮影。

丁度新夕張駅前行のバスがやってきました。
これからはこの夕鉄バスが夕張市内の交通を担います。
私はバスには乗らず、雨の中次の清水沢駅へと向かって歩き出しました。
↓是非拍手をお願いします!↓